
昨日、蚊センサーの話をした。
私が、誰よりも蚊に刺されるって話だ。
ごめん、コレは間違いだった。
何ごとも上には上がいる。
私にも当然、上がいた。
その人とは、我らが探検隊の隊員、
アリさんだ。
ウインドサーファーでありながら、フリークライマー。
サイクリストでもあり、
基本形は、アスリート。
脂肪の少ない身体を維持している。
御年、50才になるのだが、
見た目は、40才。
体力的には、30才。
酒は呑まない。
そのアリさんがキャンプ地にいると、私は安心していられる。
なんせ、すべての蚊が、アリさんに群がる。
アリさん目的に、多くの蚊たちが、遠足してやってくる。
♪~ジーザイスクラ~イス~♪
蚊にとっては、キリストにたどり着いた信者のようだ。
周りにいる私などは、眼中にない。
「アリさん、スプレーあるよ」
『いや、もう吹き付けてるから』
もう、というアリさんが、早くも首筋をポリポリしている。
手首をカイカイしている。
耳の裏を、コシコシしている。
すごいなぁ~この集蚊力!
アリさんのお許しが得られるならば、
アリさんを、蚊よけとして、
ちょいと離れた木にぶら下げておきたい。
蚊の研究者は、ぜひ、アリさんを使ってほしい。
なぜ、アリさんが蚊に好かれるのか?
なぜ、
アリさんだけ、蚊に愛されるのか?
是非、このナゾを解明して、
蚊のとっての、恐ろしい落とし穴・・・
≪アリ地獄≫を作ってたもれ!
(やっぱ、それを言いたかったか・・)

沈下橋