昨年の10月31日から続けてきた、<県別写真>。
いよいよあと残すところ、
鹿児島県と沖縄県だけになってしまった。
実は、鹿児島県の写真は、やたら多い。
写真を撮りたくなる光景に溢れている。
なんたって桜島がある。
噴火までしてくれる。
指宿や枕崎・・そして開聞岳もある。
日本初の国定公園、霧島連山もそびえている。
それどころか、鹿児島は島々を抱えている。
屋久島に種子島。
奄美大島に、日本一の鍾乳洞の宝庫、沖永良部島。
そしてなんといっても、与論島!
カメラを忘れる事が許されない県である。
冒頭の写真は、
奄美大島にある加計呂麻島(かけろま)に沈む夕陽である。
そして、ラストの写真は、
与論島に沈む夕陽を眺めている我らがウインドサーファーたち。
南国に沈む夕陽は速い。
緯度が低いからなのだが、あっという間に海に落ちる。
だから、
夕陽を見ようと走る人間が現れる。
「おお~い、沈むゾぉ~!」
夕陽のポイントへ車を走らせ、
自転車を走らせ、サンダルで走り、
たどり着いた時には、ハアハア息が荒い。
カメラの焦点が定まらない。
「おお~い、沈むゾぉ~!」
昨日、夕陽を眺めたばかりだというのに、
今日も又、サンダルで走っている。
「あっ、カメラ忘れた!」
『カメラなんかいい、早く早く!』
鹿児島の夕方は走っている人が多い。