
スキー場には、レストランがある。
最低2軒、多い所では、10軒ほどが、
スキー客の胃袋を満たしてくれる。
そのレストランとやらは、基本的にカロリーが高い。
スポーツ中に食べるのだから、
栄養たっぷり、カロリーがっつりという思考がみられる。
ラーメン、カレー、丼、トンカツ、スパゲッティ、ピザ・・
壁には、大盛りありの紙が貼られている。
大まかな観察をすると・・・
スキー場には、
スノーボードにのる若者が多い。
スキーは子供とオジサンオバサン達だ。
若者は、カロリーと量が命である。
カレー大盛りを頬張りながら、ピザを摘んでいたりする。
デザートに、クレープを顔に塗りたくっている。
それを横目に、オジサンは、蕎麦のメニューを探すのだが、
ない。
蕎麦を食いたきゃ、
蕎麦メニューがあるスキー場に行かねばならない。
そして、蕎麦メニューがあるスキー場では、
やはりというか、スキー客が多い。
スキー客限定スキー場だったりする。
こういうスキー場に現れるオジサン達は、
おしなべてスキーが上手い。
杵柄を昔とったらしく、颯爽と風を切って滑り降りる。
急ブレーキをレストランの間際で、かけるや、
店内に入り、蕎麦を注文している。
しかし、なぜか、天ぷら蕎麦だ。
やはり、スポーツ中という興奮が、天ぷらを求め、
よせばいいのに、卵といなりずしを追加している。
それなら最初から、カレーやスパゲッティでいいじゃないか、
と云う声には、聞く耳が無い。
オジサンは、蕎麦が好きなのだ。
スキー場で、カツカレー大盛りをがっついている若者に、
反抗しているのだ。
人生、第二期の反抗期を、スキー場で感じている。
「お、おれだって、その気になれば、
カツカレー大盛りぐらい食えるんだ!」

で、お子様ランチを注文してみた