昨日、つけペンで平仮名を書く話をした。
今日は、カタカナの話をしよう。
なぜ、カタカナか?
つけペンで平仮名は書きずらいという話だった。
そんな時、カタカナを書いてみた。
するとどうだ?
カタカナに関しては、スラスラと書けるではないか!
文字の中に、丸くひっくり返る部分がない。
唯一あるのは、パピプペポだけだ。
そこで、その昔に思いを馳せてみた。
明治時代から、第二次世界大戦の頃までの文献などを、
何かの機会に見る事がある。
「なんかさあ、カタカナ多くない?」
素朴な感想である。
その時代とは、
つけペンが盛んに取り入れられた頃ではないだろうか?
江戸時代の毛筆から、
西洋から届いたつけペンというオシャレな筆記具への移行。
その時、昨日話したような、
紙破れグチャグチャインク事件が多発したのではないだろうか?
「平仮名は、つけペンに向いてない。カタカナにしよう」
しかして、カタカナでの書類が増えた。
特に、大戦時は、漢字とカタカナばかりである。
「敵機ノ襲撃ヲ、ミルモ我ガ砲、沈黙セリ」
この時代、カタカナ文字は必要にかられて使われた
なぜなら、つけペンが使用されたから。
これが、私なりの結論だ。
戦後、鉛筆、ボールペンの台頭で、
平仮名も不自由なくかけるようになった。
平仮名の復活である。
じつは、高校時代使用していたのは、つけペンだけではなかった。
それは明日・・・