
♪~夏がくぅれば、思い出すぅ~♪
尾瀬を勘違いしていないだろうか?
観光地と云うところは、とかく勘違いされがちだ。
観光写真や、テレビの放送で、切り取った映像を見せられている。
私の尾瀬観は、やはり、勘違いで染まっていた。
尾瀬に行く前の私の尾瀬観とは・・・
尾瀬と云えば、「木道を歩く」。
スニーカーでぶらぶら歩く。
アップダウンは殆ど無い。
汗をかくこともなく、花の写真ばかりを撮っている。
ところが・・・
アップダウンが無いだと?
しっかり、登り下りの連続である。
確かにフラットな部分もあるが、大部分は坂道である。
木道は疲れる。
コンクリーよりは、ましだが、
10キロ以上も、木道を歩くのは足にくる。
しかも、ちゃんと尾瀬を知るには、一周コースを歩く。
木道も無くなる。
22キロ、アップダウンする。
遠足の範囲を超えている。
きちんとしたリュックに、しっかりした靴を履き、
装備を万全にして臨みたい。
ましてや、真ん中に聳える東北地方の最高峰、
燧岳(ひうちだけ)に登る目的があれば、
覚悟してかからなければならない。
「ちょっと尾瀬行ってくる」
気軽な気持ちで初めて出かけると、
「なんだこりゃ!」
バンテリンのお世話になる羽目になる。
つまり、なめて尾瀬に向かうと、しっぺ返しをくらう。
だが、分かった上で、尾瀬に臨めば、こんな素晴らしい所はない。
天上の楽園とは、よく言ったものだ。
ひと頃の、押すな押すなの尾瀬フィーバーも収まり、
意外と空いている。
夜には、平家ボタルが、まるで、線香花火の散り際のように飛びかい、
見上げれば、ミルキーウエイの天体ショーだ。
♪~はるかなオ~ゼェ~~遠い空ぁ~♪

景色を邪魔しないように、尾瀬色の私