「コレ、まだ入ってるじゃない!」
「お~い、コレ誰の飲みかけ?」
「開けたら飲みきりなヨ~」
パーティーや、飲み会で、缶ビールがあけられる。
シコッ!
カンパイの音頭がとられる頃は、皆、お元気なので、
最初の缶ビールは、いっきに飲みきられる。
しかし!
その後が問題だ。
シコッっ
とあけて、グビグビとふた口飲んだだけの缶ビールが、
アチコチのテーブルに置きっぱなしになる。
置いた人は、飲みかけを置いた事をすっかり忘れ、
話に没頭し、
次のビールに手を伸ばす。
シコッ
なんせ、缶ビールは、どれも同じ形状をしている。
そして悪い事に、
中身が見えない!
瓶ビールならば、残量が鮮明なのだが、
缶は、
まっさらと
カラの区別が付かない。
ゆゆしき問題だ。
飲み会の幹事としては、許せない。
さあ、そこで、提案をしてみよう。
《飲み終わった缶ビールは、軽くつぶす》
軽くクシャっと、握っておくのである。
(コレは、カラですヨォ~)
主張させるのだ。
すると、どうなる?
たとえのシーンを、滝田くんに御出演願って、見てみよう。
かなり酔っ払った滝田くんが、
テーブルの上にある缶ビールを探している。
(さっき飲んでいたのは、どれかな~、
どれもクシャっとしてるゾ。
おっ、コレは、まっさらじゃないか。
よし、コレをあけよう!)
しかして、中途半端な缶を開けることなく、
新品に手を出せるのだ。
つまりだネ、
まっさらな新品に手を伸ばしたアナタ!
ちょっと待て・・
手元にある
クシャッとされていない、その缶は、
アナタの責任ビールだヨ!
シベリアで見つけた お米ビール