《アイマックスシアター》
行きつけの映画館である。
スターウオーズも、ここで観た。
さて、昨日の鑑賞が、コレ。
《THE WALK》 ザ・ウオーク
監督:ロバート・ゼメキス
コレは、ロープ・ウオークの実話である。
ロープ・ウオークとは、日本語で言えば、
《綱渡り》
日本では、サーカスでしか見られない曲芸だ。
あの911の日に失われた、
ニューヨークの貿易センタービル。
そのビルが建てられた1974年の夏、
南北の二つのビルの頂上に、ワイヤーをかけ、
(もちろん、違法)
綱渡りをしようと企てた、
とんでもない大馬鹿野郎の実話。
『空に近づいた男、フィリップ・ブティ』
これは映画だが、実は、
本人のドキュメンタリー映像がある。
ブティ本人と、仲間たちが、
狂気とも云える冒険を、リアルタイムで撮影した映像だ。
私・・以前、その映像を見た。
見たあげく思った。
この異様なまでの狂気を、映画にできないものか?
おお~それが、今、公開されている。
この映画を、現在、インドネシアに居るらしい、
私の冒険の師匠<フジワラ>に見て欲しい。
さかのぼる事40数年前、1975年、
東京は新宿の高層ビル、住友ビルに、
スパイダーマンよろしく登ったフジワラである。
(もちろん違法)
地上から、ガラスの横のささやかな突起だけを頼りに、
50階建ての屋上まで、にじりあがった。
屋上に辿りついた所で、警察にお縄になった。
1974年が、ブティの綱渡り
1975年が、フジワラのビル登り。
超のつくお馬鹿達は、同じ季節に、
うごめくのかもしれない。
何のため登ったかって?
フジワラはのたまった。
「
なんで登らないの?」