先日、夜明け前、東の空を眺めていたら、
惑星をいくつも見つけた。
金星、火星、木星、土星。
土星は、残念ながら、見つけたのではなく、
そこにある筈だと、知っていた。
さらに言えば、水星もそこにある筈だと、知っていた。
太陽系の惑星がズラリと並ぶ、特異年だったのだ。
先年、小さいからという理由で、
冥王星が惑星から外されたばかりだが、
新たに、太陽系に惑星が見つかりそうである。
100億光年先からの重力波を観察したと、騒いでいる割には、
身近な太陽系の事は、まだまだ解明されていないようだ。
「えっ、ベテルギウスが消滅するだって?」
オリオン座に赤い星ベテルギウスがある。
640光年先にある、宇宙的には、太陽系にとても近い恒星である。
太陽の1000倍の直径があり、10万倍の明るさを持っている。
しかし、赤いという事は、晩年の星だ。
そのベテルギウスが、この15年で、
15%小さくなった事が観測された。
近い将来、超新星爆発が起こるかもしれない。
もし起これば、夜、満月ほどの明るさで光り輝く。
ほんの数日?の天体ショーとなる。
ひょっとすると、もうすでに、爆発しているかもしれない。
なんせ、その光が届くのに、640年かかるのだから・・・
どうせなら、生きているうちに観たいな。