《ザ・マスターズ》
11年に渡って、私が開催している、
ウインドサーフィンのレースである。
40歳以上の選手が、全国から三浦半島の津久井浜に集まり、
二日間、ウインドの腕を競うのだ。
レースは、スラロームと言って、
海上にうったマークをいくつか回航して、一番早かった人の勝ちだ。
距離にして、2キロほど。
このマスターズを、ネットで検索すると、
ゴルフのマスターズと我らのマスターズが引っかかる。
他にもマスターズは有りそうなものなのに・・・
そこで、先日、スキーに行った折、
スキー宿のオヤジさんに、マスターズについて尋ねた。
するとだ・・・
スキーには、マスターズ、つまり、
年配者のレースはないと言うではないか。
考えてもみなかったとも言う。
今や、年配者だらけだと云うのに。
そこで、他のスポーツを思い浮かべてみる。
陸上には、マスターズ陸上があり、
水泳にも、マスターズ水泳がある。
でだ、他に何かあるかな?
しっかり競い合うゲームで、40歳以上が本気で行なうゲーム。
おお、アレがあった。
マスターズ甲子園という、高校野球のOBたちの試合をやっている。
すいもあまいも極めた方達の、闘いは、見ていても面白い。
それは、ウインドでも同じだ。
我らのマスターズは、常に、笑いの中の汗が波の間に間にとんでいる。
ゼイゼイと息があがりながらも、時速50キロの世界で戦っている。
平均年齢55才!
今年は最高齢が、ついに80才!
全員、現役である。
この激しくも楽しい大会の様子が、
羽田で見られる。
羽田空港の日本航空の駐車場P1の連絡通路に、
喫茶レストラン《スタンプスカフェ》がある。
そこで、4月1日~5月15日の間、
マスターズの写真や、映像が陳列される。
ただし、今年の写真や映像は、4月26日を過ぎてからだ。
なんせ、レースが、4月23,24日なもんだから。
で、お恥ずかしい事に、
入り口に私の
等身大のパネルが置かれるらしい。
ひえ~赤面!
目の所に、黒の横棒を入れて欲しいと言ったら、
犯罪者じゃないんだからと、そのままに。
(台湾のスピードチャレンジの映像も流れる)