
アチコチのスキー場に足を運んでいる私である。
先日、とある小さなスキー場に出かけた。
リフトの数が3本。
滑れるゲレンデが2つ。
こじんまりとしている。
ところが、朝一番に行ったのだが・・・
来るは来るは、お客がわんさかやってくる。
リフトが動き出して、小一時間ほどすると、
数百人が滑っている。
いや、千人を超えていると思える。
その昔、リフト待ち一時間などという、
驚くべき苦境に滑っておられた先輩たちと、
比べるべくもないが、
普段、リフト待ちをしないようなゲレンデで滑っている、
私からすれば、目をみはる事態なのだ。
ふと、言葉がついて出た。
「
リフトを降りた瞬間から、リフト待ちの列に並んでいる」
これを『言い過ぎ』と捉えるか、『なるほどな』と捉えるか。
スキーを知らない人にとっては、
スキーをする人たちは不思議な動きをしている。
皆がわれ先に、リフト乗り場を目指している。
リフトを降りたとたん、一目散にリフト乗り場に向かっている。
スピードをあげ、競っている。
テーマは、スキーというモノを足にくっつけて、
リフトに乗る遊びに見える。
そして、この日のゲレンデは、摩訶不思議だった。
混雑のあまり、滑るというより、ゾロゾロと下って、
やがてリフト乗り場の列に辿りつく状態。
(子供たちが多いのでしかたがないネ)
つまり、
《
リフトを降りた瞬間から、リフト待ちの列に並んでいる》
ように感じるのである。
ま、いっか。