すべて準備である。
ほとんど準備の段階で勝負は決まっている。
たとえば・・・
ウインドサーフィンのレースの場合。
レースの10分前、
もっと前の、1時間前、
いや、4時間前、
さらにさかのぼれば、前日・・
すでに前日からレースは始まっている。
一週間前から始まっているという賢者もいる。
これはすべてのスポーツにつながる。
本番が始まったときに、
何も考えなくてイイ状態を作り出すのがベストだ。
『声援だけが、わが身を押してくれる状態』
『雑音のない状態』
『心配をしなくていい状態』
この反対語を並べてみよう。
『忘れ物をした』
『なんか、小指痛い』
『ねぇ、銀行振込みしてくれたぁ~?』
準備とは、その人の性格が反映される。
いい加減な人は、
準備がおろそかになりがちだ。
おろそかになった事すら気付いていない。
「誰か、○○持ってな~い?」
よく耳にする言葉だ。
「アレー、これ壊れてるじゃ~ん!」
今頃気付いても遅い。
怠慢な彼に巻き込まれるのも迷惑なのだが、
なんとかしてあげたくもなる。
たった一人の準備不足が、大勢の成果を引き下げている。
しかし・・・
準備とは、万端にしたハズなのに、どこかに穴があって、
思わぬトラブルを抱えるモノとも言えよう。
完璧なる準備万端はむつかしい。
ゆえに、経験がモノをいう。
経験することで、準備が万全に近づく。
いつか言ってみたい。
「準備だけは万全だったネ」