二宮金次郎の銅像は、小学校にあるものだ。
コレは、青森県の八戸の小学校で見かけたモノ。
そして、先日、枝刈りのあと、二宮謙二郎を演じてみた。
手にしている本は、《タウンページ》ではないか?
これはこれで正しい。
もし二宮金次郎の時代に、タウンページがあったら、
彼は、熟読したと思われる。
なんたって、経済の活性化と節約に人生をささげた方である。
その思想は、私達に染みついている。
イヤ失礼、私に染みついている。
「もったいない」
「大切に使おう」
「一生懸命働こう」
何事にも、まじめである。
手が抜けない性格に育った。
私にとって、大きな仕事も小さな仕事もない。
すべて同じだ。
どの作業にも懸命にかかる。
だからだろうか・・・
知人から頼まれた草刈りなども、手を抜くことなく、
汗だくのヨロヨロになるまで、刈りつくす。
そのうち、熱中症になるのではないかと、心配さえされる。
頼まれてもいない場所まで出向き、草刈りに熱中する。
綺麗に刈り取れば、皆が、楽に座れるからだ。
しかし、夢中になりすぎると、失敗もする。
バリバリバリバリ~
轟音をけたてて刈っている最中、なにやら、
後ろで声がする。
いったんマシンを停め、振り返ると、
人差し指を私にめがけて振っている人がいる。
傍らの草を見やると、花が混じっている。
どうやら、勢いあまって、植えてあった花まで刈ったらしい。
ども、ずびませ~ん
二宮金次郎の時代に、この草刈りマシンがあったなら、
彼は、先頭に立って、草刈り軍団を率いていただろう。
小さな畑を大きくし、作物をたくさん収穫し、
人々を豊かにしたであろう。
そして、後世の彼の銅像は、
背中に草刈りマシンを背負っているのである。
台本を読みながら・・・
(うぅ・・アホなことを言い出した・・
なんか、日射病にかかったかもしれん・・)