東北自動車道、青森インターを降りた。
そこに、今では有名になった縄文遺跡があった。
《三内丸山遺跡》 さんないまるやま いせき
5000年~3500年前の縄文遺跡である。
世界の古代史を変えてしまうかもしれない程の規模と、
歴史物を発掘中である。
当時の青森あたりは、かなり温暖だったようだ。
船を拵え、海に出て、ハマチやタイなど、
沢山の魚介類を捕っていた形跡が残っている。
当然、遺構や、土器が大量に出土し、
それを元に、復元された建物などが、展覧されている。
拝観無料!
詳しい事を知りたければ、展示館内にある、
映画上映を観るといい。
15分ほど、
親切なナレーションが、
根掘り葉掘り、説明してくれる。
(ほお~こんなモノを食べていたのか?)
(500人ほどの集落だったって?)
(やがて寒くなって、南下していったのかぁ~)
勉強になる。
しかも、夏場には、ここだけ冷房が効いているので、
休憩がてらに椅子に座り込む方達も大勢いる。
その上、
ナレーションが眠りを誘う声質で、
ついついウトウトしてしまう。
15分過ぎたのに、あまりの気持ちよさに、
次の上映まで、眠り続ける人もいる。
原因は心地よい冷房なのだが、
誘因は、
睡眠導入的なナレーションのせいだ。
映画2巡目になったところで、冒頭のタイトルに気づく。
《三内丸山遺跡の歴史》
ナレーション 石丸謙二郎
あっ・・わたしだ