あけましておめでとうございます
2018年、平成30年。1月1日。
まずは、かしわ手、パンパン。
神社に行くと、「2礼2拍手1礼」が普通である。
ところが、大分県の宇佐神宮では、こうだ。
「2礼4拍手1礼」
拍手4回と印されている。
なぜか、そういう慣例らしい。
たった二回増えただけなのだが、
混んでいる場合、特にお正月の場合、
行列ができる。
たった二回で行列になるハズはないのだが、
4回たたくのが、意外や、数え間違いをおこす。
一生懸命お願いをする、という意味合いを込めると、
3回たたいたのか、4回目なのか、間違いそうになる。
「アレッ一回多かったっけ?」
几帳面な人は、やり直しをするかもしれない。
「もいちど礼から~」
おせっかいな人は、隣の奥さんに指摘したりする。
「3回しかたたいてないゾ」
っと、ここで、正月から、拍手問題で、悩む人もでてくる。
神社でかしわ手を打つ場合。
拍手の仕方は、
両手合わせ方式なのか?
手拍子方式なのか?
手拍子方式とは、歌に合わせて、打つ時、
右手と左手をズラして打つやり方の事だ。
打ったあと、手を揉んだりするやり方でもある。
神社で観察していると、ほとんどの方が、
両手合わせでたたいている。
しかし、たまにオジサンが、手拍子方式を採用している。
さすがに揉み手する人までは見たことないが、
ギリギリのところで踏みとどまっているのかもしれない。
「やべやべ、揉んじまうところだったワィ」
まあ、揉んでも、神様は許して下さるでしょうが、
拍手の使命として、
両手合わせより、
揉み手方式のほうが、大きな音が出るとふんでいるのである。
試しに、今やってみて欲しいのだが、
両手で叩くと、ピッタリ中指がそろって叩けるのは、
数回に一回しかない。
そして、音が小さい。
ときには・・
『パフンっ』などと情けない音がでて、
お願いが通じるか不安になってしまう。
っということは、やり直しがきくと云う意味で、
宇佐神宮の4回たたきは理に適っているのかもしれない。
「神様~1回だけ、しっかり叩けましたからネ」