昨日、
ごはんのおかわり問題の話をした。
すると、懸命な方から、ご指摘をいただいた。
「ごはん残せばいいんですヨ」
ふ~む、「残せばいい」・・・
声に出してみる。
「残せばいい」
出来るだろうか?
茶碗につがれた量が多すぎたとしても、残せるだろうか?
問題は、ソコだ。
たぶん、残せない。
よしんば、断腸の思いで残したとしても、
残した後悔が一日中、私をさいなむと察せられる。
いや、翌日のごはんの最中、
「おまえ、きのう残したよナ」
ごはんに睨まれるような気がする。
時折、「ごちそうさま」と箸をおいたところで、
茶碗の中に、2・3粒のごはんが残っているのに気づき、
あわてて箸を持ちなおす事のある私だ。
炊飯器のごはんを最後の最後の一粒まで、コシコシ、
キレイにさらわなければ、申し訳ない気持ちになる私だ。
そんな私が、
「多かったら、残してください」
という言葉に素直に従えるだろうか?
旅館やホテルで、自分でつげないごはんの場合、
自らの
適量のごはんの量を、どう伝えたらいいのか、
その言葉を、いまだ発明していない私である。
カ・カ・カツオが蒸されているゾ!