我が家の食卓の上に、二つのケースが置いてある。
《黒ゴマ》
《白ゴマ》
いずれも、ガリガリと回して擦って、中身が出るタイプ。
用途はそれぞれだ。
黒ゴマは基本的に、朝の味噌汁の上からガリガリやる。
温かい汁の上にかけるので、風味が広がる。
白ゴマは、サラダだの、オヒタシだの、オールマイティ。
味に深みが加わる。
そして時折、両方ガリガリやる事もある。
それは・・・
カツオの刺し身を並べ、その上に分葱だの、シソだの、
カイワリ大根だのを刻んで大量にかけ、ショウガポン酢で〆る。
そして最後に、「どうだ!」とばかり、
黒白のゴマをガリガリやる。
《
カツオのたたきオセロ風》の出来上がり。
暑い夏には、さわやかにして栄養たっぷりで、
しかも、塩分の少ないモノが食べたい。
酒のつまみにもなり、ごはんのおかずにもなる。
ゴマは常に食卓上にあるので、
食べ忘れることがない。
いったいこれまで、何粒食べたのか?
一回に、100粒ガリガリやったとして、
一年に、およそ、30000粒。
20年で、700000粒。
ゴマさん、ありがとう!