日焼け止めを塗る。
今や、夏だけではなく、一年中、日焼け止めを塗る毎日。
外出する場合、一日に最低3回、塗りなおす。
「朝塗ったから」と安心していると、いずれ真っ黒になる。
さて、その塗り方だ。
日焼け止めを日頃から、きちんと塗っているアナタに問いたい。
どうやって塗ってますか?
それは、半液体で、容器をカシャカシャと振り、
フタをとって、ブチュッと出す式の日焼け止めとしましょう。
昨日も、隣で、日焼け止めをブチュッっと出している人を見ていた。
指に、ブチュッ。
それを顔面に塗り、まるで顔を洗う時のように伸ばしてゆく。
横目でその動きを見ながら・・・
「アレでいいのだろうか?」
手の平は焼けない。
塗る必要がない。
液体の無駄。
それ以上に問題なのは、
《日焼け止めは、塗ったら、ちょっとやそっとでは、とれない》
ティッシュでゴシゴシ拭っても、撮れるものではない。
それなりのクレンジングでしっかりケアしないと、
そのまま、残る。
アルミの細かい成分が皮膚の毛穴に残り続ける。
さらに、困ったことに、あのヌルヌルは、同じように、
手の平に残る。
その残ったヌルヌルは、その後、手の平が触る物体に付着していく。
ドアのノブ
バッグの取っ手。
帽子のつま
車のハンドル
財布のカバー
警察の鑑識が検査すれば、ありとあらゆるモノに付着する。
そして、それは、簡単にとれない。
特に布製品に付いた日焼け止めは、その色を変えてしまう。
では、どうすればいい?
簡単である。
《手の甲に塗る》
両方の手の甲にブチュッと出し、
まず、甲どうしをすり合わせる。
顔面には、やはり甲をこすりつけてゆく。
この行為は、奇異に見えるので人前では、注意しよう。
猫が顔を掃除している動きにそっくりである。
はい、試しに、今やってみよう。
両手の甲に日焼け止めが塗ってあるつもりで、
顔面に塗ってみよう。
額にホホ、目の周り、耳の裏から、首筋まで。
くまなく動かしてみよう。
はい、アナタは猫になりました。
ついでに、ナ~ゴと鳴きながらやってみましょう。
(人の目なんか気にしたらいけません)
これが、日焼け止めの正しい塗り方です!
ナ~~~ゴ
日光白根山