
真夏のマラソンランナーは過酷極まりない。
紅蓮の炎を放つ太陽にあぶられ、コンクリーの照り返しに
いじめられ、究極の戦いをしなければならない。
ミストシャワーだの、熱を吸収するコンクリーだの、
アイデアが出されているが、お陽様には勝てない。
そこで・・・
ここで、ドローンを登場させたい。
選手ひとりひとりにドローンが影をつくる。
センサーが選手の動きを読みとり、追いかけてゆく。
太陽と選手の間に、遮蔽物(幕や板など)を吊るし、
影をつくる。
いわゆる、自動追尾装置が働くのである。
ビルやら電柱やら街路樹やら、
やらやら系の障害物はなんとかクリアしよう。
なにより、ドローンは離れた距離にいるのが望ましい。
影も大きくなるし、輪郭がぼんやりする。
選手には、やさしい影ができる。
一人に一台のドローン影。
東京オリンピックに間に合うだろうか?

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