
ふたたび、《ホテルの照明消し問題》である。
コレを聞いただけで、
長年、このコーナーにお越しの方なら、
「ええ~又、何かあったんですか~?」
当然の疑問が湧き起るハズだ。
そう・・何かあったのだ。
先日の台風の夜だった。
関東を未曽有の大風が襲った。
翌朝、ドラマのロケがあるというので、
現場近くのホテルをとった。
ちょいと風変りのホテルだなと思った。
「ファックスはお部屋まで届けられません」と言われた。
「朝食は、お部屋まで届けます」と言われた。
「入室は18時以降」と言われた。
部屋は綺麗だった。
それなりに広く、ベッドも広かった。
設備に関しては、文句のつけようがなかった。
さあ~眠ろう。
っと・・・
部屋の明かりを消すボタンが見つからない。
ボタンは沢山あるのだが、
明りを付けるボタンは見つかった。
しかし、消すボタンが分からない。
今、ボタンボタンと表現しているが、
実際、ボタンである。
15ほどのボタンが並んでおり、
ひとつのボタンを押せば、何かが変わる。
音楽が鳴り響いたり、音量が変わったり、
部屋の色が青くなったり、ピンク色になったり・・
冷房が強くなったり、弱くなったり・・
しかし、明かりが消えない。
全部のボタンを押してみたが、暗くならない。
他に部屋の照明を消す手立てはないものかと、
部屋中を歩いて、探してみたものの、
まったく手がかりがない。
長年、《ホテル部屋照明消す問題》で苦しんだ私でさえ、
見つけることができない。
つい、絶対やりたくない、
<肩あげ手の平空向け>ポーズをとってみた。
ついでに、絶対口に出したくない言葉まで吐いてみた。
おおまいごっと
明りが消せない。
何か盲点があるに違いない。
そして、今回の・・答えは、
《タイムラグ》
ボタンを押して、しばらく待てば、消える。
しばらくとは、4~5秒である。
その間が待てないから、人は、ボタンを押し続ける。
すると反応しない。
今、
人はと言ったが、
私はと言いなおそう。
ホテルの名誉の為にも言い直そう。
待てない人は私だけかもしれない。
たぶん私だけだ。
でも・・・・・
しばらくして消えるなんて・・
ずるくない!
~~参考過去ログ~~
《ホテルのライト》 2007年4月23日
《ホテルのライトパートⅡ》 2007年4月25日
《ホテルの夢のスイッチ》 2007年7月20日
《真っ暗スイッチ》 2009年7月31日
《ホテルの明かりスイッチ》 2013年1月4日