
昨日、スパナの話をしていて、ふと天井を見上げた。
私が何かを思いついた時のしぐさである。
そういえば、我が家に、
ドライバー(ネジマワシ)はいくつあるだろう?
大工道具箱を引っ張り出して開けてみる。
プラスマイナスの区別なく、とりだす。
出てくるわ出てくるわ・・・
6本。
まてよ、仕舞ってあるのは、ここだけじゃない。
台所の引き出しを覗いてみると、
ドライバーセットが続々。
大小10数本。
まてヨ。
外の物置に行ってみる。
あった、あった、数本見つかった。
ちょっとまてヨ・・
ハイエースの中にもあるじゃないか!
遊び道具満載のハッチをガバッとオープン!
はいはいはいはい、はいえーす。
ゴロゴロと出土するではないか。
錆びたドライバーまで入れれば、6~7本。
全てを合算すれば、え~と何本出てきたのだろう?
どうやら私は、
ドライバーが無い状態に怯えているらしい。
大工道具の店を訪れ、
ドライバー売り場では、必ず立ちどまる習性があるとみえる。
まさか以前買った事を覚えていないワケではないだろうが、
ドライバーの魔術にハマっているのである。
特に、
プラスドライバーの魅力は、いかんともしがたいらしく、
形、大きさに関係なく、買い物カゴに放り込まれる。
そして面白いことに、ほとんどのドライバーは、
仕舞いこまれて陽の目を見ないのではなく、
それぞれ、
それなりの活躍をしているのである。
さらに、目を物置の棚に転じれば、なんと、
電動ドライバーが、デ~~ンと!

後藤ひろひと作演出 舞台《四つの理由》より