
「マズイ、通り過ぎてしまった!」
本来曲がる場所を、過ぎてしまった。
私の場合、車で高速道路を走っている時におきる。
先日は、首都高速でソレがおこった。
曲がりさえすれば、
東京から千葉に抜ける海底トンネルに入る。
そのきっかけの箇所で、
なにやら考え事をしていた。
なにやらと言ったが、たぶんロクなことじゃない。
ハッと我に返ると、景色がおかしい。
そこで、冒頭のセリフをはく。
「マズイ、通り過ぎてしまった」
その瞬間、私の頭が活性化する。
まず浮かぶのは
『次のインターで降りなきゃ!そんで乗りかえす!』
ところが、その意見にモノ申す私がいる。
『このまま走り続けよう』
間違った時は、アタフタしない方がいいという考え方だ。
その考えに従った。
巡航速度で走りながら、頭の中を整理する。
ん~とぉ、仕事の撮影現場は、
千葉県の房総半島に行くのだよナ。
ならば・・
あの手があるじゃないか!
《船》
フェリーがあるじゃないか!
東京湾を渡るには、地下トンネルだけじゃなく、
フェリーという、昔からの手があるわいナ。
よし、フェリー乗り場まで、まっしぐらだぁ~~
しかして、船着き場に辿りつき、
まるで旅ビトのように、船に乗り、
夕陽を眺め、コーヒー片手に、
ゆったりした気分で、撮影現場に辿り着いたとサ。
ん~
とサとか、余裕こいている暇があったら、
曲がる場所、間違わないでくれるかなあ~