
「よっこらしょ」
たまには、重いリュックを背負って歩こうじゃないか。
リュックと云っても、私が担いでいるのは、
《フレームザック》と云われるモノで、
20年以上前までに、流行っていたシロモノである。
アルミフレームの背負子(しょいこ)と呼ぶ方が分かりやすい。
大量の重い荷物を運ぶ時に、役に立つ。
ただし、
重心が上の方にあるので、バランスを崩しやすい。
ゆえに、岩場や急峻な箇所では、
ふらつきやすく転落に繋がる。
比較的しっかりした登山道に向いているので、
主に荷揚げの道具とみられている。
そこで、山でもないのに、こいつを担いで歩くのである。
中に、20リットル水タンクを入れて、
なんやかやで、25キロの重さ。
近所の公園を散歩するのであるが、
小一時間歩くと、汗びっしょりになる。
以前は、あろうことか、アレイも入れ、砂袋も入れ、
50キロにして、神社の階段を登っていた。
登りは、なんとかなったのだが、
下りがきつい。
ヒザへの負担が大きすぎて、やめてしまった。
今では、25キロくらいが、丁度良いようで、
桜を愛でたり、犬にほえられたりしながら、
広い公演を、グルリと巡って来る。
なぜ、水タンクを入れるのかって?
そりゃアアタ、途中でやめたくなったら、
水を捨てるのサ。


ワンワンワンワン