昨日、山道のクモの巣の話をした。
なぜ、わざわざ、
人によって壊される山道に巣をはるのかという話である。
昨日、その話をした後に、出かける為に、
家の隣に置いてあるハイエースのところに向かった。
すると・・
やはりというか、又というか、
庭のグミの樹からハイエースのサイドミラーにむかって、
クモが巣をはっている。
ほぼ完成形をしている。
そして、当然のことながら、
私によって、それは壊される。
ほぼ毎日の儀式と言ってよい。
あれだけの見事な構造物をこしらえるのに、
いったいどれくらいの時間がかかるのだろうか?
壊すのは一秒である。
しかも、毎日壊される。
壊さないと、私も出勤ができない。
残念だ。
それにしても、である・・・
クモたちは、学習しないのだろうか?
「ここにしか巣を張れない」というのならまだしも、
私の眼には、ほかにも
良さげな場所はいくらでもある。
私がクモの不動産屋になったとしたら、
《虫多し、巣作り簡単、鳥飛来少ない、
破壊なし》
目玉商品をあちこち紹介したくなる。
特に、「破壊なし」のところには、アンダーバーを引いて、
できれば赤字で目立たせたい。
虫がたくさん引っかかっている写真も掲載したい。
崖の洞が クモの巣にみえる