ん・・・最近、アレを見ないナ。
《ミキサー車》
いわゆる生コンである。
生のコンクリーをタンク(ドラム)でぐるぐる回しながら、
道路を走り、建築現場に運んでゆく。
なんともうまく考えたシステムである。
え~と、最近いつ見ただろうか?
この一週間、いや、一か月、いやいや一年間、
見ていない。
最後に見たのは、何年前だったろうか?
毎日、道路を歩き、日々、道路を車で走っている私だ。
交差点で、生コン車を見た記憶がない。
道路で前を、生コン車が走っていた記憶がない。
いつから生コンが姿を消したのだろうか?
それとも、どこかでしっかり走っているのだろうか?
今、建築現場では、どうやってコンクリートを、
流し込んでいるのだろうか?
仲間に、この疑問をぶつけてみた。
「見たよ」
『いつ?』
「え~といつだったかなあ・・」
自信のない返事が返ってきた。
しかし、見たのは事実だそうで、絶滅はしていないようだ。
『廃止したとかの話は聞いてないかい?』
「知らないねえ」
法的に廃止とか、行政的に問題とかが、
起こった訳ではなさそうである。
なぜか、激減しているようなのだ。
冒頭で、《うまく考えたシステム》と記した。
多量のコンクリートを建築現場で、捏ねるのは、
時間と場所の占有から考えると、無駄である。
それを簡素なシステムにした優秀さは、見事である。
そもそも、どこの国が考え出したのだろうか?
やはりアメリカだろうか?
日本ではないようだが、あのシステムは、
日本がさらに工夫して進化させたと信じたい。
今朝は、ハテナマークばかりの朝だった。