
スポーツの試合を観に行って、驚くことがある。
試合前の、ウオームアップ(準備運動)の時間が長い!
長いだけでなく、質も高い。
そんだけ動いたら、試合の前に疲れてしまうだろうに・・
いらぬ心配をしたくなる。
特に、サッカーやラグビーの試合前は、顕著である。
ダッシュの数が半端でない。
我々観客に見えている所だけで、あの体の動かし方。
見えない裏だの、会場に来る前だの、
走り込み、身体を温めているのかと思うと、
驚くばかりである。
そういえば、20代からこれまで、
舞台の芝居の前、
劇場に入ると、まず、ランニングに出かけた。
小一時間みっちり走り、大汗をかく。
それからストレッチ、ダンスの練習と身体を動かし、
その後、発声練習をし、セリフを一芝居分喋りつづける。
これを観客が見たとしたら、おそらく、
先ほどのスポーツ観戦と同じ感想を述べるだろう。
「本番前に、やり過ぎなんじゃないの」
本人は、余裕をもってやっている。
100パーセントの力は出していないので、
どうってことないのである。
この程度の動きであれば、
連続4舞台分(試合分)可能であろう。
おそらく歌い手も楽器奏者も、すべからく準備に余念がない。
こんなにやらなければできないのか・・?
ギリギリのパンパン状態にもっていかなければ、
自分が許せないのである。
《全力》という言葉を実践することにかけている。

いぬ かみつく