
さあ、ラグビーワールドカップ、準決勝。
大胆な予想である。
《
23対19で、イングランドの勝ち》
対戦相手は、ニュージーランド、オールブラックス。
イギリスの賭けのオッズでも、
10倍以上がついている強敵である。
強敵なんて言葉では、言い表せない、スーパー難敵である。
サッカーで申せば、銀河軍団とでも言おうか・・
地球をとび出して、銀河の中で、一番強い!
そんなオールブラックスに勝てるだろうか?
対するイングランドの闘いを数日前、
大分のスタジアムで、生で観てきた。
その前から、プール戦(予選リーグ)でも、
しっかり見届けてきた。
すると、こんな印象がみえてきた。
イングランドは、強いという印象がない。
怖いという印象もない。
あえて言えば、
《堅実な守備と、マナー》
このマナーに、私は注目した。
ラグビー発祥のイングランド。
どんな時でも、マナーの国である。
ラグビーが、ルールを変え、選手の流動をよしとし、
ぶつかり、こかし、ひったくりしていても、
イングランドのラグビーは、キレイだった。
サッカーに、《マリーシア》という南米独特の言葉がある。
悪意を込めて、むりやり訳すと、
「狡さ、だまし、インチキ」となるが、
それが良しとされているスポーツである。
それが面白いとされている闘いでもある。
ところが・・ラグビーには、
審判をダマすという発想がない。
あるのは、《マナー》
マナーとは、
不文律である。
四角四面の法律ではない。
それぞれの人の心に頼る律。
つまり・・
ソレはやってはいけない事。
コレは、してはいけない事。
自分で決めなさい。
すべての人の為に・・・
この気持ちで、激しい戦いを観ていたら、
イングランドのオールブックス戦での、
勝利方程式がみえてきた。
《インターセプト》
テレビの中継で、おおはやりの言葉、
《オフロード》を逆手にとった作戦である。
世界一のオフロードの天才、オールブラックスの、
ボール回しを、途中で、奪い去るのである。
その点数の合計が14点。
あとは、PKで、9点、
合計23点。
さて、私が
大ぼら吹きと呼ばれるかどうかが・・・・?