
相変わらず、移動ばかりしている。
列車に乗ったり、飛行機で飛んだり、車を運転したり、
新幹線で高速移動をしたり・・
面白いのは、
これからの移動してゆく様子を、あらかじめ、
自分でシュミレーションをしている事だ。
それも、結構こまかい想像をしている。
『駅に着いて、階段を上り、右に曲がって、
その先で、チケットの自動販売機に立ちよる・・』
などという内容を、瞬時に頭の中で、トレースしている。
これは、おそらく誰もがする未来予想的な、
脳の動きだろう。
『ああなって、こうなって、その次・・』
さらには、その2時間後、6時間後、
もっと先の、就寝時・・
いやいや、次の朝の眼ざめ方に始まり、
朝食の食べ方、荷物の整理・・
言ってみれば、ハテはない!
考え出すと、どこまでも考えている。
ふと気づくと、一週間先まで、よみ解いている。
まるで、将棋の先の先をよむ作業に似ている。
そして面白いことに、未来は、
その通りになることは、ほとんどない。
せっかく想像した複雑な動きの10%ほどしか、
実現できない。
できない理由は、簡単である。
自分が、忘れるのだ。
あれほど綿密に想像しまくった自分の動きを、
コロッと忘れてしまう。
それでも、10%覚えているだけでも、たいしたものだ。
えっ、その10%の内容をききたい?
え~とぉ・・・
「トイレに飾ってある額縁が曲がっているのを戻す」
「効き目がなくなったムヒを捨てとこう」
「新幹線の中での空気マクラを持っていこう!」