
三浦かるた 《
り》
りょうゆう会は
ハデなオレンジ
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三浦半島には、クマはいない。
鹿もいない。
イノシシもいなかった。
しかし、誰かが、イノシシを放したらしく、
山の中に居座り始めた。
山が深い訳でもないので、里に降りてきて田畑を荒らす。
いまでは、イノシシ除けの爆竹が鳴らされている。
そこで登場するのが、鉄砲担いだ猟友会の方たちである。
最近はその人数が減っており、さらには高齢化で、
バギューンが聞こえることはマレである。
その昔、40.50年前は、山の中で鉄砲の音はよく聞いた。
そして、新聞に誤射のニュースが載った。
その昔の山登りの方たちの服装が問題だった。
基本の服の色が茶色。帽子も茶色いチロルハット。
それに鳥の羽を飾りに付けていた。
すると、藪の中を登山者が歩いているのを、
遠くから見かけると、鳥かイノシシに見えないこともない。
とりあえず、ズド~ンてなもんで、
間違い撃ちが、頻繁に起きた。
しかも、当時の山登りの人には、
藪漕ぎ大好きな人たちもいて、一般道を歩かない。
イノシシと同じような所をうろつくものだから、
ズド~ン!
新聞に載る。
猟友会の方たちは、皆、赤いチョッキを着ている。
すぐに分かる。
それに負けじとばかり、登山者の服の色もハデになった。
赤どころでなく、ピンク、真っ黄色、紫など、
極彩色ゆたかである。
たまに、灰色を着た人に出くわすと、さすがに驚く。
やはり、山では、色がついていた方が、
遭難も含め、安心であろう。
赤いチョッキは海でも同じ。
浮力帯は真っ赤。
レスキュー隊も真っ赤を着ている。
われらが、海で冒険チャレンジをする際には、
真っ赤なチョッキを着て出てゆく。
だから山も海も楽しむ我が家には、
赤い服がたくさんある。