 《北風と太陽》
旅人のコートを脱がせようと、
北風がピープー冷たい風を吹き付けるのだが、
いっかな脱ごうとしない。
そこで、太陽が照り付けると、
あまりの暑さに脱いでしまうというお話だ。
分かりやすく、微笑ましい話だと、受け入れてきた。
その私が、今、山の中にいる。
太陽と北風のさなかにいる。
たしかに、太陽の力は強い。
スリーシーズンでは・・強い。
スリーとは、春夏秋。
では冬は?
北風が主人公となっているのが冬だ。
冬山登山をしていると、風がおおきな障害となる。
気温より風が問題になる。
たとえ、マイナス10℃になろうが、
風さえなければ、なんとかなる。
しかし、マイナス0℃でも、
風速5mの風が吹きつけていると、
ブルブル震えだす。
よもや、10mを超える風にさらされれば、
ブルブルでは済まされない。
風速と体温の関係は、こういう言い方をされている。
「風速1mで、気温1℃下がる」
これが定説だと、流布されている。
しかし、どうだろう?
実際の山登りにおいて体感的には、
「そんなもんではないだろう!」
というのが実感。
北風が明らかに優っているだろう!
太陽は、力足らずだろう!
もし表現を変えるならば・・
「無風ならば、マイナス30℃でもOK」
「風が吹いていたら、
マイナスになった時点で帰ります」
by ishimaru_ken
| 2019-12-25 05:34
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