
下半身の強化に励んでいる。
それには、二つの方法を取り入れている。
ひとつは、スピード系。
ひとつは、強い筋肉。
二番目の、強い筋肉の話をしよう。
下半身の筋肉の状態は、山に登れば、露骨にわかる。
急坂になればなるほど、如実にその実力が測れる。
「筋肉が悲鳴をあげる」
という言葉をしばしば聞く。
それは、それなりの筋肉が足りないから、
悲鳴をあげているに過ぎない。
高く険しい山に登るために、強化にとりくんでいる。
10キロのリュックを背負って登る。
20キロのリュックを背負って登る。
30キロのリュックを背負って登る。
同じ標高でも、負荷のかけかたで筋肉のつきかたが変わる。
重ければいいと云うものでもない。
重すぎて歩くスピードがあがらなかったり、
休んでばかりいたのでは意味がない。
重量は、徐々にあげてゆくべき。
さて、昨日は、神奈川の大山(おおやま)に向かった。
駐車場から、駒街道と呼ばれる、
両側にお土産屋さんのならぶ階段をあがる。
観光客は、ここから、ケーブルカーに乗り、
450mほど上にある、
阿夫利神社(あふりじんじゃ)に向かう。
そのケーブルの横に、
男坂、女坂という本来の山道がある。
この男坂を、登る。
背中には、25キロの重り。
男坂というこれ見よがしの名前が付けられているが、
名にふさわしく、石が階段状に組まれている。
段差を測ると、平均で25センチ。
つまり4段あがると、1mかせげる。
単純に標高差をかけると、1800段ほどになろうか?
(数えてないので不明)
ウンショウンショ
ストックは使わず、ウンショの連続。
休憩はなし。
ゼイゼイ、ハァハァ、
真冬だというのに、ティシャツびっしょり。
テッペン着いたら、すぐ降りる。
ウンショコラショで、帰りつき、
筋肉痛は・・・ない。
そうすると、次から、負荷をあげる。
1キロづつあげよう。

大山からは、江ノ島や相模湾 三浦半島が