
我が家の一枚の木のドアが、
どうしてもきちんと閉まらなかった。
ドアノブを回し、ドアを普通に閉めたのでは、
少しだけ空間ができるのか・・閉まり切っていない。
最後に、グッと押して、カチリと音がするまでしなければ、
完全閉鎖できない構造になっていた。
どうでもよいと言えば、まあ、どうでもよいのだが、
やはり、閉まっていないドアがあると、
どこかのドアを開けると、気圧の関係で、
その問題のドアが、ガチャリッと開いてしまう。
「ひえっ!」
ちょっとした、ホラーを呼び起こしていた。
このドアを長い年月ほおっておいたのだが、
昨日、一念発起した。
大工仕事でなんとかなるんじゃないのか?
「工夫人間なら、なんとかしなヨ」
心の声に、額にハチマキを巻いた。
サンダーという、金属でもなんでも削ってしまう、
マシンを引っぱり出してきた。
夜光貝を磨いた時に、奮闘してくれた回転マシンだ。
眼の保護マスクをつけ、ドアの側面の研磨にかかる。
ギャアアアアアアアアアアア~~~~~
ご近所にまで響き渡る轟音!
次に、ノミと金づちで、膨らんでいる部分を削ってゆく。
ガリガリガリ
最後に、仕上げの研磨。
どうだろうか?
試しに閉めてみる。
スゥ~パタン
しまったぁ~!
完璧である。
小躍りしたくなったところで、周りを見回した。
・・・なんかホコリっぽい。
そうだった!
研磨する際、いきなりやりだしたので、その粉が、
辺り一面に飛び散ったのである。
飛び散ったまでは良かったのだが、
アチコチ裸足で歩き回っていたので、
足の裏についたホコリが、まき散らされて・・・
その後、掃除機をかけ、拭き掃除をすること30分。
研磨時間をおおきくはみ出してしまったのだった。
教訓;
計画はしっかり決めてから始めましょう。