
リハーサルは、
我らドラマや映画を撮っている役者にはつきものである。
昨日、小学校や中学校のリハーサルの話をした。
では、ドラマなどの作り物の世界ではどうだろう?
リハーサルは不可欠である。
照明や音響などのスタッフの動きと、
カメラワークの為に、《試し》をしなければならない。
テストという言い方をするが、あくまでリハーサルである。
ドラマの場合は、そのリハーサルどおりに、
本番をこなさなければならない。
とっぴな面白い動きをして、ウケたとしても、
カメラに収まっていなければ意味がない。
だからと言って、リハーサルどおりにできるかと云えば、
そうとも言えない。
人は動きも感情も、コピーするのは至難のワザだ。
それでも、そのワザを要求される。
できなければ、首を切られるのがこの俳優業ともいえる。
10回やれと言われれば、
10回同じ事ができるのが俳優だと言っていい。
その証拠に、舞台では、同じことを100回でも、
1000回でも新鮮な気持ちで繰り返している。
不思議な人種である。
そして舞台のリハーサルでは、同じ事を何度やっても、
何度同じセリフをはいても、
けいこ場にいる人たちを、
うならせなければならないのです。
それができる人が、名優と呼ばれる。
時折しか、うならせられない私なんぞは、
迷優と呼ばれたりする。

大分県杵築市の 大原邸前の石階段にて