寝室を真っ暗にして眠りたい。
昔からの願いである。
シャッターを付けたり、カーテンを二重にしたり、
隙間テープを貼ったり、随分苦労してきたものの、
僅かに光が漏れてくる。
この時期、夜明けは早い。
午前4時には、うっすらと明るくなる。
「カーテンの上から漏れてるじゃないか~」
睨んでいた。
そうか、睨むくらいなら、
その上にシェードを作ればいいじゃないか!
ガバと起きて、設計図を作成。
ホームセンターが開くのももどかしく、
黒い布とレールの類を買ってきた。
板を切ったり、ペンキを塗ったり、トンテンカン。
ギャ~~~ン
しかして、カーテンの上部を覆う布が設置された。
よし、実験だ・・
カチッ
電気を消す。
ま・真っ暗だ・・
しばし目を慣らす。
うん、まだ真っ暗だ。
成功である。
これで明日から熟睡できるゾ~~~
と・・その明日になった。
目が覚めた、たぶん、早朝だと思う。
だってまだ暗い。
グゥゥゥ~
ん、まてよ、昨日なんか工事をやったな。
そうだ、暗くなる工事だ。
いったい今何時なんだ?
ガバと起きた。
「9時ぃぃ~~~」
なんと12時間も眠り続けたというのか!
いいのだろうか?大丈夫なのだろうか?
こんなに暗くして、
我が生体系が異変を起こさないだろうか? 枯れ小判草
by ishimaru_ken
| 2020-06-24 05:32
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