ゆで卵の殻をむくには、どうやったらキレイにむける?ラーメン屋の行き、トッピングの煮卵を眺めていると、
毎日大量のコレの殻を剥いている人がいるのだなと、うなる。
大変だろうな・・・
失敗したら売り物にならないだろうな・・・
アルバイトかな・・・
店主自らかな・・・
最近、茹で卵をよく作る。
お弁当なのだが、この殻のむき方に無頓着だったことに気づいた。
これではいかんと、一念発起した。
昔から言われる、水をジャージャー当てながらは当然として、
世のみんなはどうやって卵を崩さずにむいているのだろう?
なんとなく剥き始めると、どこかで傷がつき、白身が崩れる。
傷つきむき卵になる。
少なくとも売り物にならない。
ラーメン屋では、捨てるか、自分たちで食べるしかない。
剥き方での問題点は、薄皮をどうするかにかかっていると思われる。
殻と白身の間に、わずかにある薄皮。
アレに指がひっかかり、コシコシやっていると、
白身が、ぼっこり取れてしまい穴があく。
では、どうやったら、あの薄皮を剥がせるのだろうか?
「爪でホジホジ」
これは失敗の典型例。
そこでこれまでやってきた剥き方を検証してみた。
卵の細く尖った所から剥いている。
この場合、そこに空間が少しだけあり、剥きやすいと考えていた。
しかし、このやり方だと、薄皮がいつまでも傷つかずに障害となる。
では反対に丸いおケツの方から剥いてみた。
結果は、同じであった。
そこで、真ん中から剥くという荒業に出た。
卵をガシガシとぶつけ殻にギザギザをつけたあと、
真ん中のまあるい部分から殻を剥がしてゆく。
するとどうだ!
カリンッ、ペロンっ。
薄皮が剥がれるではないか。
と同時に外角の殻もはがれてゆく。
いっさい傷がつかない。
あっという間に、ペロンときれいに殻がとれた。
成功!
その後、何度もこの方法でむいているが、一度の失敗もない。
「まさか真ん中から剥くとは!」
ウロコから目が落ちた瞬間だった、ボトリっ。
冒頭写真の、ホテルの同じ窓を1時間後に