車の車載カメラが常識になっている。それに対し、家の防犯カメラはさほど当たり前ではない。
そこでふと疑問が湧いた。
家屋のカメラは、なぜ音がとれないのだろうか?
いわゆる防犯カメラの映像は、ほとんど無音。
音さえとれれば、犯罪立証や、何をしていたか、
顔を隠していても、犯人を特定することが容易になる。
車のカメラの性能がどんどん高まっているのに、
家屋の防犯カメラは、旧体然としている。
(きゅうたいぜんの漢字はこれで良かったか?)
少なくとも、公が設置している公道のカメラは、
音声録音できないのだろうか?
それとも、録音しているのに感度が悪いのだろうか?
この部分にチカラを入れる気が、
車の車載カメラより遅いような気がする。
こういう意見もあるだろう。
「ご近所の井戸端会議を録音されたら、イヤだよねぇ~」
確かにイヤだろうが、カメラに撮られるのは慣れたではないか。
それに、日本語かどうか、地方なまりは、若者か、男、女、
様々な情報を棄てている気がしてならない。
もちろん、音声を同時にとるカメラもあるのだが、
設置率が低いのは、なぜだろうか?
値段だけではないような気がする。
集音マイクでとった声や音が、
犯人逮捕につながった例が発表されれば、
飛躍的に広まるのではないだろうか。
その昔、近所の家のウルサイ爺様の家の前で、
大声で悪口を言って逃げた子供たちがいたものだった。
爺様も、心得たもので、「コラ~!」と、
追いかけるフリをしてくれたものだった。
今その風景はない。
そんな時、音声がとられると分かっていれば、
子供たちは、あえて防犯カメラに向かって、
いたずらをするのではないか?
子供のいたずらは町内の潤滑剤である。
とられる事をも、坂手にとる子供たちの、
遊び道具になるかもしれない。
それが、「防犯カメラありますよ」との知らせに役立つ。
「おおい、クソじじぃ~」
甲高い声は録音されやすい。