このコーナー、オリンピック中は、1日1本では、収まりきらないので、2本の日もあります。
特例です。~~~ ~~~ ~~~
パンパンパンパンパンパンパン
卓球の試合を観ている。
ゲーム中に、どちらかにポイントが入ると、コーチが拍手をする。
パンパンパン!
最低20回はパンパンと叩く。
ゲームが終わる度に、パンパンパンが会場に響く。
これが気になる。
無観客の為、この拍手音が場内に響く。
テレビでも響く。
これは、無観客だから始めた拍手なのだろうか、それとも、
以前からやっていたのだが、観客の声援で聞こえなかったのか?
つまり、コーチは、一試合の中で、数百回のパンパンをする。
叩いて叩いて、叩きまくる。
ニッポンチャチャチャの比でない。
ゲームが終わった後のコーチの手の平が気になる。
ところで、卓球の技に、こんなモノがあるのをご存じか?
《横入れ》
卓球台には、ネットが張られている。
台から横にはみ出している。
そのネットを越さず、ネットの横から相手台に、
打ち込んでも構わない。
同じようなネット戦に、テニスやバレーボールがある。
それらは、ネットの外側からボールを相手コートに入れるのは、
違反となる。
しかし、卓球に限ってOK。
それを昔から、《よこいれ》と呼んでいる。
横という漢字は、あまり嬉しくない場合に使われる。
《横着》、《横領》、《横やり》、《横しま》・・・
だから、《横入れ》の技が出ると、相手が怪訝な顔をする。
ルール違反でないのだが、どこかインチキ感が漂い、
1ポイント取られた悔しさが、2ポイント分にも感じる。
では、なぜ、ネット競技でありながら、
ネットを超えなくても良いルールができたのだろうか?
想像するに、卓球が始まった頃、テーブルだけで、
ネットは無かったのではないだろうか?
(昔、家のテーブルでコレをよくやった)
それより多分、この言葉が最もよく言い表しているだろう。
「あのそれた球をよくぞ相手台に戻しましたネ、えらい!」
