夏休みの自由研究、《ハンミョウ》まずは、その絵を描こうと思った。
36色の色鉛筆を買ったので、それで描いてみた。
ハンミョウを造った神様はエライ!
都合20色の鉛筆が必要だった。
もっと使っても良かったのかもしれない。
ハンミョウは小さい。
胴体だけで、1センチちょっと。
その色を人間の大きさで見つめてもよく分からない。
ここはひとつ、小さな子供になってみよう。
そこで、絵の中に小さな男の子に居てもらった。
昆虫採集大好きな子供だ。
「コジロウ君」と名前をつけた。
コジロウ君の目線で見ると、ハンミョウの足一本一本が、
優れた造形であり、色鮮やかに染められていることに気づく。
ラーメン構造という建築物を知っておられようか?
台湾の台北市にある101階建てのビルは、ラーメン構造。
非常に頑丈な構造だそうだ。
ハンミョウの足が、その形状をしていることが見てとれた。
身体を小さくしたので、ラーメン構造が良く見えた。
注:ラーメン構造は、ラーメンとは関係ありません。
ドイツ語の「Rahmen」です。
(と写真家の川嶋さんが教えてくれた)
ツクシのハカマに似ていると言ってもよい。
足のヒト関節ごとに色分けされている。
基本は、青と緑と赤である。
いわゆる《光の三原色》。
ここに黄色も参戦する。
《色の三原色》でもある。
ハンミョウはあまりにも小さいので、
見つけても目に入らなかったりする。
同じ場所にいたタマムシは個体が大きいので、
「おお~美しい!」と称賛されるのに対して、
ハンミョウは、あまり知られていない。
知られていない割に、数が極端に減っている。
森の中というより、お日様の当たる、やや開けた場所を好むので、
そんな所が、どんどん宅地になり、数が減る原因なのだろう。
その昔は学校のグラウンドの隅に幼虫が小さな穴をあけ、
棲みついていた。
当時、どちらかといえばセミに夢中になっていたけんじろう君には、
ハンミョウの成虫の姿は目に入らなかった。
ゆえに今まで知らなかった。
ハンミョウ・・・ちょっと仏教的な雰囲気のする名前だが、
《斑猫》と書く。
確かに斑点があり、すばしっこさは猫をしのぐ。
動き的には、バッタのように跳ねあがり、
ミツバチのように飛び回る。
嘴は牙があり、人の手に噛みつかれると、ちと痛い。
今、ハンミョウの絵にハマっている。
墨絵ではなく、色鉛筆絵。
一枚描くのに2~3時間かかるので、そうそう進まない。
夏休みの宿題を延長しようではないか!
台北 101ビル ラーメン構造