フワッと浮いているような―――
このコーナーを16年もやってきて、
《――》の使い方をやっと知った。
この棒を何というのか知らないのだが、
どうやったら、パソコン内でこの棒が出来るのか、
分からなかった。
人に訊くのはイヤなので、こっそり自分で色々やってみた。
すると、偶然、できちゃったのである。
私のオフタイムでは、あまり文字テクニックを使わない。
16年間で使ったのは、
《文字を濃くする》
《文字の下に傍線をひく》
《カッコは今コレをかこっているものと、
「」と『』と()だけ》
たまに、【】だのを使った時は、こうべを垂れて反省している。
できるだけ、文字加工も、記号を使わないようにしている。
なぜか?
日本語の文章は単純である方が、美しい。
本来は、縦書きにしたいのだが、ここでは無理だ。
だから出版した本では縦書きにしている。
さてこれまで、文章の余韻には、・・・を使っていた。
それが、―――に目覚めてしまった。
たぶんアナタは今後、
―――を頻繁に使う場面を目にするだろう。
その時には許して頂きたい。
子供が、覚えたばかりのおかしな言葉を使いたがる現象だと、
諦めて頂きたい。
そういえば、一度だけ、ビックリマーク!を
! に加工した事があった。
単に斜めにしただけだったのだが、
その時、思ったのである。
「せこいワザを使っちゃダメだヨ!」