クリスマスにサンタがやってきた。日本では、クリスマスと云えば、たいがいクリスマスイブの日を指す。
キリスト教信者以外は、たんぱくだ。
正月と大晦日ははっきり分けるのだが、クリスマスは、
キラキラした条件を求めている。
感謝祭を、感謝するのではなく、ただ大騒ぎにしている文化に似ている。
日本独特の、《形を変えてしまう文化》とでも言おうか。
これはこれで、面白い人たち(ぼくら)だと思っている。
保守だと言いながら、変形を気にしない。
保守の牙城と言われる大相撲だとて、
屋根を支える4本の柱がテレビ放送上、視にくいと分かると、
さっさと撤去し、屋根を宙刷りにしてしまった。
「クリスマスは、サンタが生まれた日だ」と思い込んでいる、
という笑ってしまう話もある。
クリスマスを、子供の為、若者の為にしてしまう流れがあり、
それに拍車がかかっている。
それでもかまわない。
似あえばいいのである。
最近は、なんでもハヤドリをする。
だから、クリスマスイブではなく、イブイブがもてはやされる。
イブの熱狂を、すこしだけハヤドリして楽しもうという狙い。
イブイブは20年以上前から、楽しんでいる人達がいた。
そうなると、今は、イブイブイブもあるかもしれない。
それは、12月22日となる。
今年の場合、水曜日、つまり今日。
ここまでイブを遡ると、少人数になる。
ひそかに感が強くなる。
おそらくこれ以上遡るのは、無理があるので、
このあたりで、手をうちましょう。
静かに楽しみましょう。