《クリスマスイブは喧嘩特異日》オフタイムを始めた年に、こんな話を書いている。
10月10日は《晴れの特異日》だと言われている。
統計的に、晴れの確率が最も高い日だ。
そこで、クリスマスイブは・・・
クリスマスイブの日は、こころココにあらずになる人たちがいる。
若者はその兆候が顕著となる。
彼氏(彼女)と一緒に過ごす時間に想いを馳せる。
この日の為に、懸命に準備をしてきた。
(あんな楽しいこと、こんな素敵なじかん)
ふたりの空想から生まれた最高のひととき。
当日は、ついにやってくる。
ふたりとも、それぞれの空想のレールが敷かれている。
ほとんど同じレールだと信じている。
ところが・・・・・
ときに、ほんのちょっとだけ、レールにズレがあったりする。
他人からみれば、まったく問題ないズレなのだが、
本人には、おおきなズレに感じてしまう。
なんせ、イメージトレーニングを何十回も繰り返してきた。
ほんのちょっとのズレすら感じとる。
そこで、つい小さな喧嘩が始まる。
なんたって神経がもっとも敏感になっている一日。
普段なら見逃せる内容なのに、神経の針がふれる。
小さな喧嘩で終わればいいのだが――
今日が、《喧嘩特異日》だと知っていさえすれば、
この争いは避けられるかもしれない。
アナタのセイではない。
特異日のセイなのだ。
その統計に決して足を踏み入れない努力をしてみましょう。
イラッとしたら・・・
(今日は特異日、とくいび、とくいびぃ・・・・・)