《取扱ができなくなりました》表示されたのは、金融機関のキャッシュカードコーナーだ。
ドキリッ
ど・どういうことだろうか?
この表示は、心臓に悪い。
確かに、暗証番号を間違った。
たったの一回で、取扱い停止となるのだろうか?
過去を振り返る。
そういえば・・・一か月ほど前に、同じく暗証番号を間違った。
たったという言葉を使えば、今回と合わせて、
たったの二回である。
仕方ない、翌朝いちばんで銀行へ走った。
最近の銀行は、予約制である。
しかしネット予約をしようとしても、一か月先にしか予約がとれない。
一か月先では、会社がつぶれてしまう。
で、朝いちばんで走る。
予約と予約の合間、あるいは、予約して来なかった人の間に、
上手に割り込むらしく、待っていると順番が回ってくる。
そこで真相を尋ねてみたのだ。
たった2回で取扱停止になるのかどうか?
すると、2回とか3回とか世間で流布されている回数は、
あくまで目安だと言う。
間違うことなどないハズのものを間違うという怪しさが、
問題にされると云う。
つまり、私の間違い方は、怪しかったのだ。
いかにも犯罪の匂いがしたとみえる。
キャッシングコーナーにやって来た風体が怪しいのではなく、
押した数字そのものをコンピューターが怪しいと判断したのだ。
何が怪しいのか?
その数字の選択を詳しく言えないのが、もどかしいのだが、
今考えれば、充分に怪しい数字だ。
犯人が試してみたい数字だと言える。
さすが銀行側は、警戒を怠っていない。
やるな・・・
暗証番号は正確に押しましょう。
たった2回の間違いで、それも一か月の間をあけての間違いで、
使えなくなりましたですゾ。

なにがなんでもどうあっても絶対禁煙!