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ハイライナー

ハイライナー_e0077899_07023790.jpg
 《ハイライナー》という人たちがいる。

ハイラインを渡る人という意味だ。

ハイラインとは、何?

山の中の高い所に、一本のロープを張り、いわゆる

《綱渡り》をするのである。


ここで、綱渡りの難易度について、解説をしよう。

(その昔、サーカスに居た私の知り得た知識)

綱渡りの危ない順番を書きだします。

楽な方から順番に――


金属の棒の上を歩き、両手に長い横棒を持っている。

 金属の棒は揺れないので、ふらつきがない。

 長い棒が左右のバランスをとってくれる。


ロープの上を棒を持たずに歩く。

 ロープはどんなにビンビンに張っても、少したわむ。

 すると揺れる。その上、横棒がないと、

バランスは自分の感覚だけになる。


たるんだロープをただ歩く。

ロープに張りが無いと、揺れは激しい。

自分が揺れの原因をつくりだす。

しかも最初と最後は坂道になる。

(駐車場にある、たるんだクサリを渡ると思えばよい)


この3段階を書いてみた。

ハイラインは、③である。

もちろん、ロープをピンピンに張っているのだが、なんせ距離が、

とてつもなく長い。

数100mもある。

当然、ピンピンが、ビヨ~ンほどになる。

つまりタワンでいる。

さすれば、横揺れはいかばかりか――

ロケーションは、アメリカなどの岩塊地帯。

キャニオンなどと名付けられている場所。


落ちれば、数100m落下となる。

いや、落ちないように、命綱はつけている。

いるものの、その恐怖感やいかに!

いまや、その綱渡りの最長距離は1キロを超えている。(たぶん)

究極のタイトロープでの緊張の時間を考えれば、

異常とも言える長距離だ。


タイトロープ(つな渡り)は、究極のインナーマッスル運動である。

全身の筋肉が、完全に連動していなければ、成り立たない。

それに加え、視力と集中力、そして、恐れぬ心。


 その昔、サーカスでは、命綱も落下防止の網もなく、

渡っていたものだった。

そして、かなしいことに、落下する演者もいた。

遥か10mほどの下の地面で、それを見ていたものだった。

「綱渡り」という言葉が、いまでも、話しの比喩に使われるのは、

死を賭してまで挑戦している状況を表している。


現代のハイラインの勇者たちは、死を近づけない為に、

命綱をきちんと付けている。

それでも、やっている事がやっている事だけに、

命にかかわることに変わりはない。

ヒリヒリする感覚に、すべてを投げ出していると言っていいだろう。


なぜ、今日この話をするかって?

それは、ふと思ったのですヨ。

その昔の若い頃に、ハイラインという競技(遊び)があったとして、

私が、チャレンジするかどうかを、自分に問うてみたのだ。

サーカスの綱渡りを毎日見ている私がである。


・・・・・・たぶん・・・・・・・・・・・・・・

現場を見にいく・・・そして・・・・・・・・・・

やっている人達の性格を知ろうとする・・・・

・・・・そして・・・・・・・・・


こんなに、点々を打っているのだから、

こりゃ、やらんナ。

ハイライナー_e0077899_07015093.jpg


by ishimaru_ken | 2022-01-26 08:20 | スポーツ
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