そう云えば、我が家の新しいパソコンはその後どうなったのか?買ってから2か月間、様々な故障という言うべき反逆を
起こし続けてきたパソコンである。
最後には、マウスまでもが、サボタージュを決め込み、
機能しなくなった。
我が家のパソコン担当大臣ツッシーが孤軍奮闘してくれている。
孤軍とは、友軍である筈の私が、
まったく機能していないという意味。
隣で、ビールを飲んでいるだけである。
むしろ助けるどころか、バカ話ばかりして、邪魔すらしている。
それでも、なんとか、使えるレベルまでこぎつけた。
新品が2か月間使えないという、悲惨な状況を脱しようとしている。
さあ、そんな時だった。
パソコンに真っ赤な表示が出始めた。
「ウイルスに犯されています!」
大音響のおどろおどろしい恐喝音まで鳴っている。
ガ~ガ~ガ~ガ~ガz^ガz^
もはや、パソコンを触れない状態にまでなった。
赤い表示をいくら消しても、次々に表示される。
(なにか悪いことしたの?)
そんな首傾げはものともせず、パソコンががなり立てる。
「とんでもない危険なことになってます!」
さあ、私の悲鳴を聞きつけたパソコンのお医者様ツッシーが
駆けつけた。
首に聴診器ならぬ、メガネをひっさげ、パソコンに向かう。
しばらく、ああだのこうだの、いじってくれていた。
「長くかかりそうかい?」
私の問いに・・・
「あまりにも変です」
「とりあえずビールでも飲みながら・・・」
「コレはおかしいです」
「お刺身ができたヨ」
「・・・・・・・・・・」
新品のパソコンが、二か月たってもただの薄っぺらい板のまま。
黒いコードに繋がり、横にご主人様に従わないネズミが座っている。
ツッシーが悪いのではない。
私に何か原因がある。
この二か月間、ツッシーがいる間は良い子を演じている。
いなくなった途端、悪い子になる。
パソコンを擬人化するのはいかがなものかという、
お叱りもあるだろうが、
我が家のパソコンの極端なブンムクレをどう説明したらよいのか?
そういえば、今現在、ブログなどは、前のパソコンでしている。
前のパソコンとて、ツッシーに言わせれば、考えられないほどの、
フリーズを繰り返してきた。
週に2回のフリーズなど、当たり前だった。
それがどうだ――
この二か月、まったくフリーズを起こさない。
もの凄く良い子になっている。
この現象を目の当たりにすると、擬人化せずに語れない。
「おまえ」とか「君は」とか名指しで呼びたくなる。
ただの機械では、かたずけられない何かにモノ申したくなる。