NHKテレビの番組、《街角ピアノ》を観ている。街中に置いてあるピアノを弾く人たちを撮影している。
ここで、ピアノを弾く前の私であれば、
かなりの違和感を感じているハズのことがらがある。
立ちより弾く人たちに、男性が多い。
イメージの話をしよう。
日本でのピアノ教育といえば、
女の子が生まれたら、とりあえずピアノを習いに行かせる。
あるいはクラシックバレーのレッスンに行かせる。
そのあと、ピアノをやめるのは自由。
ということは、男の子にピアノを教える教育は、
非常にマレだと思っていた。
ところが、街角ピアノを観ていると、
4歳から始めた男性、独学で始めた男性。
男衆が、鍵盤をたたいている。
「あなた達は、今までどこで何をしていたのだ?」
美しい音色を奏でる男性ピアニスト。
ピアノを職業にしていないにもかかわらず、
わたしから見れば、あこがれる音色を発している。
女子と男子。
何がどうとか、分けたくはないのだが、ピアノに関しては、
男子のピアノは、ズルい。
いいなあ~と思う。
特に、じい様が、歩いてきて、ポツンを座り、
信じられないほどのタッチで弾きだすのは、ズルい。
いいなぁ~あなたの人生――
いいなぁ~ピアノのある生活――