白いイチゴをご存じだろうか?いずれ赤くなる前の薄緑りだの白だののイチゴではない。
熟しても白いイチゴである。
そういう品種だ。
近所にあるイチゴ園でパックに入ったイチゴを買い求めたら、
真ん中に一個、白いイチゴが入れられていた。
園の主に訊いてみたところ、特別に育てていると言う。
個数が少ないので、パック売りはできないが、
食べてみますか?
というので、買い求めてみた。
パクリっ
ほぉ~さわやかな風のようなイチゴである。
水に例えると、炭酸入りと言えよう。
南の島に、《ランプ―タン》という果物がある。
豚の鼻のような形をしているが、シャクシャクとした触感で、
やはり風を感じた。
第一印象は、ランプ―タンに似ている。
もし、目隠しして食べたら、真夏に食べたくなるイチゴと感じただろう。
白といっても、厳密にいえば、若干・・みどりピンクが混じっている。
どうやったら、こんな品種ができたのか?
「さあ」
のひとことで、躱されたが、ご主人の自慢の品であるらしい。
「見るかい?」
ってんで、温室に案内してくれた。
一列、ずらりと白いイチゴが並んでいる。
見た目は、熟す前の普通のイチゴにしか見えない。
「売れますか?」
「どうかな・・・」
にやりとした言い方に、白いイチゴの未来を感じた。
真っ赤な中に一つ二つ白いイチゴがあると、お互いが引き立つ。
ムース系のチョコケーキなどには、いけるかもしれない。
今年は、もう終わってしまったので、来年を楽しみにしよう。
