毎日、食べ物の話しばかりで申し訳ない。昨日、冷凍庫の話をしており、その中に頭を突っこんだ。
(一回目に釣りあげた小アジはいなかった事を報告)
ラザニア状態に積み重なった肉だの魚だのの中から、
これをつまみ出した。
《猪の肉》
250グラムほどの塊。
時間をゆっくりかけて解凍する。
目標は、ステーキ。
中まで火を通す必要があるので、フライパンでじっくり焼く。
まずは、フライパンを熱々にして、6面を一瞬だけカリカリに焼く。
その後、超のつく弱火で、フタをして30分。
電気コンロなので、フライパンをさらに円の中からすこし外している。
フライパンの中に、肉汁が出ていなければ、成功。
焼き方は、肉を真ん中で切った時の美しさで決まる。
今回は素晴らしい・・・自画自賛!
さて、皿をレンジで温め、猪のステーキのできあがり!
これを、ワサビと醤油で食べる。
オリーブオイルとニンニクと塩だけで味付けがなされているが、
和風で食べる。
たとえ、バターがまとわっていても、やはりワサビに醤油となる。
そのくせ、飲み物は赤ワイン。
「いったい君の舌はどうなってるんだ!」 ドンっ!
食卓をこぶしで叩かれても、この習慣は変わらない。
猪にかぎらず、牛も豚も、羊も鹿も、ワサビに醤油。
たまに、洋カラシが登板したり、粒カラシに任せることもあるが、
おおむねワサビ醤油体制に変更はない。
赤ワインも、白になったり、焼酎になったりと迷い酒となるものの、
日本酒とはならない。
そこは、舌が受け付けない。
(なにかが違う)
説明できないコダワリがあるらしい。
魚の刺身に敬意を表しているのかもしれない。