私は、アレルギーが全くない。ひょっとしたら、多少あるのかもしれないが、検査では出てこない。
これは、肉体的な話をしている。
そこで、ふと機械に対する不具合を思い出してみた。
パソコン、プリンター、スマホ・・・
さかのぼれば、テレビに録画装置、ほか~
電化製品が、本来の役目をしない。
身勝手におかしくなる。
まあ、それは仕方がないと認めよう。
そういう人間なのだと諦めている。
そんな人間をどういうくくりで名前を付けたらいいのだろうか?
ふと・・・
《機械アトピー》
ひょっとすると、私は機会に対してアレルギー反応を、
出しているかもしれない。
つまり、機械アトピー。
ほかのすべてにおいてアレルギーが無いので、
機械に特化して、極端なアレルギーが発生しているのではないか?
この言葉は、わがパソコン担当大臣のツッシーの造語である。
ツッシーに言わせれば、
《機械アトピー》がある、と考えないことには、
わたしのパソコンがグレる理由を説明できないらしい。
その根拠として、彼はこうも言う。
「自分は、機械に好かれている」と。
ツッシーが壊れた機械のそばにいると、
不思議に機械が正常に戻るというのだ。
んな、超常現象的なこと信じられないのだが、
イシマルの現象も、その反対であるから、よく分かるそうなのだ。
つまり、ツッシーが往診に来てくれた時だけ、
パソコンが正常になり、帰り居なくなると、また壊れる。
この繰り返しは、ふたりのプラスとマイナスの関係をよく表している。
さてその新しいパソコン君も、私のマイナスの波に慣れてきたらしく、
数日前から機嫌が言い。
こちらも、ある程度譲歩した部分もあるので、損ねた機嫌を直したようだ。
ふつうは、3手で済むところを8手ほどかけて進む遅延行為にも、
あえて文句を言わなかった。
「わかったわかったそれでいい」
毎回いらいらするほど面倒なのだが、譲歩が機嫌に直結するのなら、
50歩譲ろうと歩み寄った。
(100歩でないところが、まだまだ役者不足であるのだが)
たぶん、いま読んでいるアナタは、
「なにを擬人化しているんだ!」
あきれておられるだろう。
はいはい、わたくしとて、パソコンに《君》など付けたくないのだが、
そうでもしなければ、まともに働いてくれないのだから、
必死の行為なのであるのです。
ああ~たいへんたいへん!
乗鞍岳のコマクサ