大谷のゲームが始まった。イチローの時もそうだったが、野球のルールすら知らない人たちが、
大谷のゲームを観ている。
これは、野球を観ているのではない。
大リーグを観ているのでもない。
言ってみれば、コレを観ている。
《オオタニ》という競技
「ねぇねぇ、オオタニすごいよネ」
騒いでいる方は、競技オオタニを語っている。
なぜ、木の棒を振っているのか、なぜ走っているのか、
なぜ丸い石を投げているのか理解することもなく、
競技オオタニを面白がっている。
そんな方でも、160キロという数字は理解できるらしく、
「車でも出したことないスピードネ!」感激している。
・・・のだが、車で出したら違反だとは気づいていない。
これが競技だという考え方をしている証拠に、
「ねぇねぇ、こんどオオタニいつあるの?」
いつ出るのではなく、「あるの」、と問うている。
羽生弓弦の時も、「いつあるの?」と問うていた人がいた。
ハニューも競技名だと思い込んでいる節があった。
野球のルールは知らないのに、
昨年、競技オオタニは小さなルール改正があり、
今年も競技オオタニは、ルールが改正されている――
という情報だけは知っている。
ひょっとすると、競技《オオタニ》のくくりの中に、
メジャーリーグというスポーツがあると思っているかもしれない。
ということで、オオタニは観るのだが、メジャーリーグには、
興味がないらしく、録画したものしか観ない。
早回しで観ているという。
さらには、こんな発言も――
「オオタニは、オリンピックにはならないんですか?」
