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日本酒の度数を下げられるか?

日本酒の度数を下げられるか?_e0077899_19345594.jpg
                  関サバの刺身 大分にて

 こんなモノが欲しい。

日本酒の話である。

日本酒の度数は、おおむね14度~16度。

ワインなどの醸造酒とほぼ同じ度数。

度数という言葉が分からない、酒をたしなまない方に説明を。


度数が高いほど、同じ量をのんでも酔っぱらってしまう。

《ウイスキー》は42度。

《沖縄の焼酎》は、35~42度。

《アブサン》という、酒を呑みながら野球をやっていた、

漫画の主人公の呑んでいた酒は、60度を超えている。

《フェンチュー》という中国の酒には、80度を超えるものもある。

《テキ~ラ》は、60度を超えるものも・・・

ロシアの《ウオッカ》は、40度以上90度未満。

恐ろしい。

ちなみにビールは、3~5度程度。


では、日本の居酒屋で大勢を占めている焼酎はといえば、

20度~25度あたり。

なのだが、焼酎は水で薄められて呑んでいるので、

実質は、4~8度ほどで胃袋に流し込まれる。

ゆっくり酔いたい日本人には、適している。


っという事は、水で薄めない日本酒の場合、常に度数が、

ある程度高いモノを体に取り込んでいる。

世のお父様、おじい様には、身体への打撃が強い。

若いころならいざ知らず、日本酒をグビグビとはいかない。

いかないものの、刺身などの酒の友を横におくと、

やはり日本酒を呑みたい。

チビチビやりながら、刺身に舌を叩きたい。


ここでジイ様に特化して考えてみよう。

酒は呑みたいが、量が飲めない。

その理由は、度数が高いからだ。

仮に、日本酒1号を呑みながら、酒の肴を頬張っていると、

肴を体内に取り込む量と、日本酒の量が吊りあわない。

それは、度数が高いからである。

焼酎ならば、薄められたアルコールなのだが、

薄められない日本酒であれば、対応できない。

そこで――


度数の低い日本酒はできないのだろうか?

味わいを抑えることなく、アルコール度数だけ低い日本酒。

現代のワザを駆使すれば、出来ると信じている。

なのにまだ見たことがない。

理由は、

 「んなもの誰が呑む?」

という考えだ。

いえいえ、呑みたがっている人はたくさんいると思う。

高齢者は勿論、若者や女性でも、あの味わいは、

日本料理に合うことは分かっている。

 「でも、度数がねぇ~」

とお嘆きの貴兄貴姉たちが求めているのである。


さあ、あとは造り酒屋の勇気だけだ!

と、祈っております。

日本酒の度数を下げられるか?_e0077899_19351420.jpg
     鯖の漢字のつく日本酒 すいしょう


by ishimaru_ken | 2022-05-21 05:33 | 謙の発見!
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