《神奈川県三浦半島 キャベツ畑》
《フードロス》
食べ物をいかに捨てているかが、今問われている。
昨夕、スーパーにいた。
カゴを小脇に抱え、そぞろ歩く。
毎日食べている納豆売り場に近づく。
ズラリと色んな種類の納豆が、ザっと見10ダースほど、
積み上げられている。
そのひとつひとつに賞味期限が印刷されている。
もっとも最前線に置かれているのは、古いモノ。
たとえば、3段に積み重ねられている場合、
最下段に新鮮なモノが置いてある。
スーパーとして、当たり前の並べ方をしている。
でなければ、商売は成りたたない。
もし、みんなが、これらを掘り起こして、新しいモノばかりを、
取っていったとしたら、どうなる。
――売れ残る。
今時、納豆に関しては、2日や3日、はたまた
1週間経たところで、味はさして落ちないと思える。
ならば、選ぶことなく、最前線に鎮座しているモノを、
さっそうと、さらってゆくのが自然体だと信じている。
(たかが納豆で、自然体を持ち出す)
納豆に始まり、スーパーの売り物を、賞味期限で、
選ばないようになって、30年が経つ。
無意識の中に、廃棄物が気になったから・・・
とはいえ、それほどフードロスに貢献しているかと、
言われれば、胸を張れない。
ドラマロケで出された弁当を、かなり残している。
つまり、残飯!
旅ロケで出された食事を、かなり残している。
つまり、ザンパン!
遊びに行ったおウチで出された食事をかなり残している。
つまり、ザンパン!
ダイエットだと言い訳して、レストランで、かなり残している。
つまり、ザンパン!
ザンパン、ざんぱん、残飯!
うなだれています・・・・・
かなり育ったキャベツ